2012年7月17日火曜日

また

一人、偉大なる人物が亡くなられました。

こんなに影響力のある演奏家はもう現れないのではないかと、寂しくなる今日この頃です。


Jon Lord
僕が「ジョン」とか言ってるのは、この人のジョンでもあります。

大学生のころ、僕がキーボードでバンドを始めたのも最初はこの人の影響でもありました。

ロックバンドの中では地味に扱われるキーボードですが、彼のバリバリと歪んだハモンドでのパフォーマンスは僕の夢と希望になりました。

当時、バイト代を半年以上ためてヴァーチャルトーンホイールのrolandのvk7を買って、へたくそながらも一生懸命練習してたことを思い出します。

Hushのイントロはどう弾いてるんだろう?とか、この歪みはどう作ってるんだろう?とか、いつもパープルのCDを再生しては止めて、巻き戻しては再生してフレーズをコピーしたものです。


C3をガタガタと揺らしながら演奏する白黒のライブビデオも何回も見ました。

僕は音楽に足を突っ込んだのは24のときですが、それ以前の右も左もわからないけど、とにかく夢中になっていた当時の自分を思い出しました。

僕は今でこそジャズだとかやったりしてますが、原点はここにあって、そのロック魂は常にもっております。

ご冥福をお祈りします。