2014年12月23日火曜日

今年もあとわずかですね


今日は日本テレビ ニノさんSP全人類サミットにてベートーベン(ピアニスト)役でほんの少し出演させていただきました。お面を外さなかったので誰だか解らないと思いますが、実は僕でした。まあ外してもわからないか。

それにしても今月は忙しかったです。多分ここ数年で一番だと思います。
昨日はおやこdeジャズが無事に終わり大分忙しさも抜けてきました。
子供たちの純粋な笑顔にはとても元気をもらえます。しかしバタバタの6回公演ですので流石に今日は身体にきました。
この素晴らしい企画に携わる全ての関係者の皆様に深く感謝し、自分もそこに参加出来る事を誇りに思っております。今後とも何卒よろしくお願いいたします〜。

それにしても今年もライブやらレコーディングやら沢山しましたね。
頭が回ってないので色々思い出せないですが、池澤春菜さんのCDとか、あとは、えーー
いまいち出てこないのであんまりやってなかったかな。
でもマラソンをしてるような感覚が継続しておりました。

僕の今年の大きなニュースとしては初リーダーアルバムをリリースした事でしょうか。
各方面御好評いただいておりますが、思いのほかCDってのは売れないもので、もしも少し気になる方いらっしゃいましたらamazon等で是非買って下さいませ〜
john Nakayama trio 「JNT」税込2000円になります。

今年もあとひと踏ん張り。

来年からは少し暇にする予定です。原点に戻って自分自身を見つめ直します。
中古車を買うのをやめて、ピアノを買います。
今後も自分の作品はコンスタントに作りたいと思っております。




2014年10月9日木曜日

ジョンナカヤマトリオ(試聴3)

ジョンナカヤマトリオ試聴用トラック7です。






Childhood Wonderland




僕は住んでいるところは森と林と畑ばかりです。
特に家の裏は結構な森でして、幼い頃そこに入っていくのが好きでした。


木のほとんどは杉です。
ちなみに僕は花粉症とは無縁です。




僕が小学校5年生までは風呂が薪で沸かすタイプでございました。


薪は裏庭で割って、それをカマド的な所へ突っ込むのですが、それと一緒に杉の葉を乗せるように突っ込みます。茶色くなった乾いた杉の葉は良く燃え、そうすることによってメインの薪にも良く火がまわるようになります。


薪は裏庭の小屋から数本、杉の葉は杉林の中に入ってかき集めてきます。
それらは僕の仕事でした。


杉林に入ると薄暗いのですが、真上を見上げると、木の枝が鬱蒼としていますが、枝と枝の隙間から太陽の光が差し込み、雲が流れているのが微かに見えました。


ずっと眺めていると、何かこう吸い込まれるようなといいますか、ちょっとトリップするようなそんな感覚もあって、しばらく突っ立っていることもしばしばありました。


この曲は僕が小さいころのそんな感覚を思い出して作りました。






子供の頃は畑で走り回っているだけで楽しくて、虫を捕ったり、木に登ったりして遊んだものです。
環境としては今も同じ所に住んでいるので当時の木なんかもありますし、虫なんかもどこから湧いてくるのかというくらいいます。でもあのころの感覚はもうないです。


大人になった現在ではただの田舎の環境ですが、子供の頃の感覚を思い出すと、
栗畑も、もみじ畑も、田んぼも、山も、色々な虫もカエルも蛇も、すべて遊びの環境であり道具であり、好奇心の宝庫でありました。


子供の頃に戻らないと感じることも理解することも出来ない、
まさに幼年期の不思議の国ということです。


 
曲としては、
吸い込まれるような感じとアルペジオを考えるのに苦労しました。
結果テーマ部分は上手くいったと思っております。


ジャケットの中には裏の林の写真を使いました。
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ジョンナカヤマトリオ(試聴2)

ジョンナカヤマトリオ試聴用トラック6です。
A Final Homeというタイトルで作曲いたしました。
日本語でストレートに「終の棲家」という意味です。


非常に重いテーマを持った曲なのですが、僕はアルバムで一番気に入っております。


自分は一人部屋に居て、風に乗って車や電車の音、さらには人間の声や様々な生活音が聞こえてくる。
別に騒がしくはないです。
時々自分と世間との間に何か距離のようなものを感じて少しアンニュイな感覚を得ることがあります。
そんな時に作曲しました。




曲の説明のために重い話をしてしまいますが、


人間は今生きてる確率が100%で将来死ぬ確率が100%です。
なので本来は50.50で考えるべきなのかもしれません。


祖父の代もここではじまりここで終わり、そして近い将来親父の代もここで終わるわけで、次は自分が終わりになっていくわけです。


順番通りかはわかりませんが、長い年月をかけて紆余曲折あって、最後にかならず終わりが来るわけです。
自分は"ここ"で生まれて"ここ"で終わっていくと考えた時の「終の棲家」です。


ポップに言いますと単純に僕が今住んでいる「実家」のことです。






曲中に鳴っているシンセのような音はベースのエフェクトです。
アルコの部分と最後の盛り上がりが好きです。


This album can be purchased at amazon.co.jp.
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2014年9月18日木曜日

ジョンナカヤマトリオ(試聴1)


アルバム一曲目 "Avenue"

試聴用です。




この曲のリフは大学生の頃に考えていたのですが、当時の僕には再現出来ませんでした。
15年越しに形にしたアルバム8曲の中で一番アッパーな曲です。

気になった方は是非CDでどうぞ~
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2014年8月20日水曜日

ジョンナカヤマトリオ



 この度、わたくし中山豪人初リーダーCDを発売いたしました。



ジェイエヌティー
レーベル: JNT Records
発売元:VIVID SOUND 税込2000円



 収録曲

1. Avenue      
2. Dry Wetware      
3. Suspended Bridge      
4. Beggar's Love    
5. Historical Emotions      
6. A Final Home     
7. Childhood Wonderland    
 8. Forest in the Water



 ピアノ中山豪人、ベース細谷貴洋、ドラム目次敬之によるオリジナルジャズになります。
ヨーロピアンテイストのサウンドといえば少しイメージし易いと思いますが、僕としては茨城、笠間サウンドだと思っています。
 

6月13日の金曜日発売

大分前ですね。失礼しました。
 


 最近はSNS等も使うようになりまして、ブログは遠ざかっておりましたが、やはりこれだけは書いておこうと思った次第です。


 去年も今年も各方面沢山の方々と演奏させて頂きました。
 各関係各所の皆様、誠にありがとうございます。

 僕も24歳ぐらいから、「音楽」という枠の中で色々と考えて歩んできました。


 音楽仲間との演奏、仕事という形での演奏、色々な形で僕の音は形になり、非常にありがたい事だと思っております。
 しかし自分自身のリーダーアルバムは一枚も作っておりませんでした。
 自分がその時音楽を通して何を考え、どういった事を表現したかったのか、そこにはどんな風景があって、どんな環境に生きていたのか、音楽生活10年を過ぎ一つ節目として形にしたかったという考えがありました。
 記念であり、名刺代わりであり、少し大げさかもしれませんが「自分の生きた証」とも言えます。
 要は一演奏家として「僕の音楽はこれです!」と言い切れるものを作りたかった次第です。


 自分で一から作り上げた作品ですので、解らない事だらけで非常に大変な側面もありました。ご協力くださいました皆様には深く感謝いたしております。
 


 録音して、ミックスして、ジャケットはどうするとか、プレスはどうするとか、流通はどうするとか、価格は?とか、他も色々、自分でほとんどやろうとするととにかく情報量が多いですね。CDを一枚作ることが大変な事で、同時に自分が今まで気にしてこなかった事が色々わかり、日々勉強になりました。


 
 結果僕としましては「良い音楽」に仕上がったと自負しております。もちろん100パーセントではありませんが現段階の自分として恥ずかしくない作品です。なので是非多くの方に聴いて頂きたいと思っております。


今のところ配信等はしておりません。
アマゾン他全国CDショップにて取り扱っております。
 


http://www.amazon.co.jp/JNT-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA/dp/B00JL8OI3C


 
http://diskunion.net/rock/ct/detail/XAT-1245597106


http://tower.jp/artist/2278945/JOHN-NAKAYAMA-TRIO


http://www.clinck.co.jp/merurido/dtl.php?ky=JNTR0905