2012年10月10日水曜日

お洒落コンピか?

 最近は手軽なダウンロードに押されて、CDを買うという文化も消えつつあるように感じます。

 ネット上で手軽に聴けるのにCDを買う意味がわからない!といった意見をラジオの街頭インタヴューで聞きました。確かにそうだと思われます。

 僕も普段はスマホとやらを使って音楽を聴いていますが、最近はどうも曲名とかアーティスト名が思い出せなかったりが増えてきてまして(老化による記憶力低下という意見もありますが)、一曲一曲の思い入れが薄くなっております。

 ちょっと前であれば、それこそLPであれCDであれ、買ってきた盤をプレーヤーに入れて、ジャケやライナーを見ながらスピーカーの前に座って集中して聴いていましたから、僕的にはちょっと昔の音楽の方が鮮明に記憶しております。

 なんやかんや言っておりますが、僕はまだまだパッケージで欲しい気い持ちは変わらないので、これからもCDを購入して聴いていこうかなという感じです。


 ということで、久しぶりにコンピレーションを聴いてみました。
「country funk」

1. L.A. Memphis Tyler Texas - Dale Hawkins
2. Hello L.A., Bye-Bye Birmingham - John Randolph Marr
3. Georgia Morning Dew - Johnny Adams
4. Lucas Was A Redneck - Mac Davis
5. Light Blue - Bob Darin
6. I'm Gonna Make Her Love Me - Jim Ford
7. Hawg Frog - Gray Fox
8. Fire And Brimstone - Link Wray
9. Street People - Bobby Charles
10. Funky Business - Cherokee
11. Stud Spider - Tony Joe White
12. Piledriver - Dennis The Fox
13. Ohoopee River Bottomland - Larry Jon Wilson
14. He Made A Woman Out Of Me - Bobbie Gentry
15. Bayou Country - Gritz
16. I Walk On Gilded Splinters - Johnny Jenkins


 1969~1975年ごろのスワンプ、サザン、カントリー系の曲集で、結構レアなやつもあるみたいです。
 Jess Rotterとやらのイラストが結構凝っていてブックレットの感じも良いです。

 僕は残念ながらブルックベントンで有名な「雨のジョージア」の作者、トニージョーホワイトしか存じ上げなかったですが、他のアーティストもナイスファンキー!であります。

 
 非常に土着的な音楽かもしれませんが、トータルで僕はある種のお洒落感を感じまして、このCDはお洒落アイテムだと確信いたしました。
 
 パッケージも凝ることによって物としての価値を高めているように思います。買って手に取らないとこの感覚は得られないので、良いのではないでしょうか。
 Light In The Atticという再発系レーベル、今後も期待しております。